2018/04/17

こんにちは、ハナコです。
自宅料理教室/パン教室運営を運営していると、もちろん色々な生徒さんが来るわけで、トラブルもあります。
しかも個人で運営しているので、その対応はすべて自分で行わなければいけません。
自宅教室ではどんなトラブルが起こるのか、実際に私が体験した&教室講師友達から聞いた体験談をご紹介。
私なりの予防策や対応策も一緒にお伝えしますので、トラブルや失敗がない教室運営の参考に、ぜひ反面教師にしてくださいね。
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≪言いたいコトをまとめると≫
予約のトラブル
・講師体調不良によりレッスンをドタキャン
自分が体調を崩したら代わりがいない仕事なので、体調管理はとっても大事。
でもどうしても無理な時も。
私の場合は2人目を妊娠中につわりがひどくて、予約を全部キャンセルしてしまった月がありました。
また、子どもがインフルエンザなどの感染症の場合も、もちろんレッスン開催は無理なのでお断りしました。
→ 対応策としては、こちらの事情でキャンセルしてしまった時は、翌月レッスンで優先的に予約を受ける、ということをしていました。
お金のトラブル
・レッスン料金を入れておいた箱から現金がなくなった
これは知人の話なのですが、レッスン料をいつも決まった箱に入れて、そこからお釣りの出し入れもしていました。
その箱はレッスンをするキッチンの少し奥まったところに置いていたのですが、ある時気づいたら現金が減ってる!
何度か来た生徒さんは、そこにお金があることを知っているので、お見送りやお出迎えの時にLDKに人がいなくなったスキを狙って盗ったのだろうと。
→ お金は大げさかもしれませんがカギ付き金庫にいれましょう
・寝室に置いておいた貴金属がなくなった
これも知人の話ですが、レッスン時は生徒さんが入らない寝室に貴金属を置いておいたそうです。
レッスンが終わって見てみると、ない!
これも、他の生徒さんに気を取られているスキに入られたか、トイレに行く振りをして入られたか、と言っていました。
→ 1回あたりの生徒数が多いと、全員に目が行き届かないので、少人数制にするのが予防策。あとは鍵付きの部屋を用意して、貴重品はそこにまとめる。また、生徒にムダに間取りを教えない、というのも大事ですね。
・キャンセル料を支払ってもらえない
私の教室では、初期からキャンセル料を設定していました。
前日はレッスン料半額、当日は全額という感じで。
これは体調不良や急な法事など、どんな理由でも一貫してもらっていました。
そして、ほとんどの生徒さんがキャンセル料を振込や次回レッスン時に現金で渡してくれましたが、一度だけキャンセル料を払ってもらえないことがありました。
常連さんだったのですが、体調不良の途中キャンセルになり、キャンセル料のことをお伝えして了承いただきました。
家が近かったので、後日持っていきますね、ということでしたが、その後ご連絡いただけませんでした。
常連さんだっただけに催促しづらくて、私もそのままにしてしまいました。
→ キャンセル料は翌日までに銀行振込、というような支払に関する決まりも作って遵守してもらう
レッスン当日のトラブル
・はじめての生徒さんが道に迷って大幅に遅刻
自宅住所は予約完了時にメールでお伝えしていました。
そんなに分かりにくくない場所なのですが、それでも迷ってしまう人が。
いくら説明してもたどり着けず、その日はたまたまその人だけの個人レッスンだったので、迎えに行きました。
これがグループレッスンで他の人がいたら、迷っている方を放置もできないし、でもすでに来ている方のレッスンもはじめないと時間が押しちゃうし、になったと思います。
→ 自宅住所だけでなく、google mapのリンクや、細かい目印、道順の写真などを事前に送るようにしました
・生徒さんの子供同士がけんかしてケガをした
子連れレッスンの時には、生徒さんの子供たちが遊んでいるのを横目にレッスンしていました。
なので、子どもたちがケンカしたり、おもちゃの取り合いをしたりして、手を出してしまうことも。
キズになったりなどの大きなけがはありませんでしたが、これはトラブルの元。
おもちゃで顔をたたいて傷つけたとなったら大変です。
→ あらかじめ、レッスン中のトラブルはこちらで責任を負わないことを明示しておく。子どもがケンカしたり、叩いてしまったら、講師として仲裁し、両方の親の気持ちを汲んで声かけしてあげる
・レッスン中に子どもの保育園から発熱故お迎えを! と電話が入った
パンをこねて1次発酵に入るところで、保育園から電話が。
スマホで音楽をかけて、テレビから出力していたので、電話が来たのは一目瞭然。
出ないわけにもいかず出ると、39度あるから迎えに来てくださいとのこと・・・。
→ レッスンはその場で中断。発酵中の生地は持って帰ってもらいました。近所に住む常連さんのレッスンだったので、次回予約を優先的にいれました。もちろんこの日のレッスン代や材料代はいただきません。おわびに次回レッスンでちょっとしたお菓子などを差し上げました。
まとめ
人に教える仕事なので、人との関りは避けられません。
なのでトラブルは気を付けていても起こってしまうもの。
生徒さん同士の相性もあるので、自分ではどうにもできないことも時々あります。
でも、なるべく不快な思いをさせぬよう、させてしまったとしたらそのフォローをしっかりすることで、教室運営を続けていました。
お金関連はシビアですが、大事なこと。
現金の管理はもちろんですが、レッスン料の支払方やキャンセル料の設定なども、しっかり明示しておくことがトラブル予防策のひとつです。
@ハナコ