2018/04/17

こんにちは、ハナコです。
うちの5歳の長男は、とってもやかましくて活発で、仮面ライダーや戦隊ものが大好きな怪獣男子です。
ひとりで座ってぬりえやお絵かきをしたりなんて、1分も持ちません。
ところが、意外にも絵本が大好き。
1歳くらいから絵本は毎日読み聞かせてきたので、めっちゃさわがしくてじっとできない性格なのに、絵本を読む時はじっと座って、すごく集中して聞いてくれるんです。
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≪言いたいコトをまとめると≫
■絵本が好きじゃない子供が意外と多い
0歳1歳くらいだと、絵本の内容よりも、絵本という物体自体を触ったり破いたりしたくて、あまり読んでも聞いてくれないかもしれません。
でも、3歳4歳になっても絵本が好きじゃない子もちらほら。
・絵本を読んでも聞いてくれない
・読み聞かせようとするとなぜか怒る
・対象年齢にあった本ではなく、赤ちゃん向けの本しか見てくれない
・集中力がなくて、物語をしっかり聞けていない
ということはありませんか?
小さいころから絵本に触れている時間が長ければ、絵本に興味を持ったり、絵本によっていろんな世界を体験できる楽しみを知って、しっかり聞いてくれるようになります。
子供は与えられた環境の中で育ちます。
絵本がない環境で育てば、もちろん絵本にたいして興味はわかないでしょう。
でも、親が絵本を楽しそうに毎日読んでくれたら、はじめはそんなに食いつかなかったとしても、そのうち興味が出てくる気がしませんか?
絵本からはじめての言葉を覚えたり、モノや場所の名前を覚えたり、話を聞くということを身に着けたりできるので、親としてはいろんなタイプの絵本を読んであげたいですよね。
■怪獣男子が絵本の読み聞かせから得たもの
我が家の怪獣男子は本当にじっとしていることがなく、いつもガチャガチャしています。
しかも人の話をしっかり聞けずに、いつも話半分。
でもすごいなと思うことがあります。
それは、テレビや絵本の物語(話のストーリー)をすごくよく覚えていることです。
私は全然覚えていないくらいひっそりした登場人物や、おさるのジョージがこの話ではこうしたあとにこう言ってこういうポーズをする、など明確に覚えているんです。
あの話であの子が持っていた貯金箱は赤かった、とか。(私は全然わからない)
絵本は毎日夜の寝かしつけとして読み聞かせしてきたおかげで、
・ストーリーをしっかり受け止める
・一度聞いたり見たりしたことを記憶にとどめる
・聞いたストーリーを誰かに自分の言葉で説明する
という力がものすごくついたようです。
あまりに怪獣男子で人の話は全然聞けないので、何も集中できないのかと思ってました。
でも絵本やテレビのストーリー性あるものはすごく集中して見たり聞いたりしているので、それに気づいた時はビックリでした。
■そもそも、いつ絵本を読んであげればいいの?
わたしは絵本が大好きだから、毎日読んであげていたのですが、ママ友に聞くと、
・どのタイミングで絵本を読めばいいの?
・毎日忙しくてゆっくり読んであげる時間がない
なんていう友達も。
読むタイミングがなくて、読んであげたい気持ちはあるけど、なかなかできないままということもあるんですね。
でも、幼児向けの絵本なんてじっくり読み聞かせたって5分程度で終わるお話がほどんど。
いつ読んであげれば? と難しく考えず、忙しい家事の合間でもささっと1冊読むくらいの時間はあるはず。
「いや、ない!!」という人も、作ってあげてください。
たった数分です。
夕飯の支度が数分遅れたって、誰も怒りやしませんよ。
■絵本を読み聞かせるおすすめのタイミング
我が家では絵本を読むタイミングが2つあります。
・夜、寝かしつけとして布団の中で
寝る前に好きな絵本を2冊選んでもらって、読んであげます。
とっても眠い時や、子供の寝る準備が遅くて寝る時間を過ぎてしまった時は、今日は1冊にしようね、といって1冊の時もあります。
長男は3歳直前まで授乳していたのですが、断乳してからはずっと寝かしつけに絵本を読んでいます。
はじめの頃は子供が寝落ちするまでひたすら読んでました。
それこそ30分とか。
こっちが先に寝落ちして、「ママ!次読んで!」と起こされました。
なので途中から2冊と決めて、終わった後はおやすみの挨拶をしてそのまま添い寝で眠りました。
その習慣が5歳の今でも続いていて、絵本を読んだら眠る時間、と思っているようです。
寝る前の読み聞かせは、部屋の電気を明るくしすぎず、ダウンライトにして読んであげると、より入眠しやすくなります。
間違っても蛍光灯ガンガンついてる部屋で読みませんように。
・夕方、食事の支度で忙しい時
これは最近始めたのですが、家事で忙しくて私がイライラする時に読んであげます。
今まではひたすらテレビを見ていたのですが、それもイヤで、どうにか辞めさせたいと思っていました。
なので、テレビは見たいものが終わったら消して、絵本を一冊読むようにシフト。
もともと絵本が好きなので、「テレビ消したら絵本1冊取ってきて」というと、わりとすんなりテレビをやめてくれます。
ママとしてはとっても忙しい時間帯だけど、5分だけ抱っこして読んであげることで、子供も満たされるみたいで満足げだし、自分も少し家事の手をとめて余裕を持てます。
今までは毎日1分を競って急いで慌てて夕飯の支度をしていました。
でも、時間に追われてイライラしながら料理をして、子供にテレビを消しなさいと怒鳴る生活とおさらばできれば、いただきますが予定より数分遅れてしまうことなんて、どうでもいいことでした。
■まとめ
絵本の読み聞かせは、自分の時間をまるまる子供のために使わなきゃいけないので、意外とおっくうなママもいるかもしれません。
(何かをしながら読んであげられませんもんね)
でも、たった数分です。
読んであげるのが1冊だけだとしても、そのまま他の本をパラパラめくったりして1人で遊んでくれることもあります。
いつも忙しそうにしているママが、自分だけのために手を止めて、抱っこして、絵本を読んでくれるなんて、子供にとってはすごく満たされる時間なんだなぁと長男を見ていて思います。
まずは夜寝る前の絵本タイムからはじめてみませんか。
続けるポイントは、まずは「文字が少なくて読むのに時間がかからない本を、じっくり丁寧に読んであげる」ことです。
文字がいっぱいの物語的な本は中級レベル、ということで。
@ハナコ