こんにちは!
小学生の息子2人とMIX犬(ポメラニアン×チワワ)とともに月1~2回の釣りキャンプに出かけて久しいシマムラ家(@pomechi_camp)です。
子連れで雨キャンプをするのは初めてです。
〇 雨キャンプの必需品を教えて
〇 あると便利な雨アイテムも知りたい
〇 ぐちゃぐちゃ&ドロドロにならないためのコツは?
今回は雨キャンプの持ち物について。
「キャンセルする」という選択肢もありますが、せっかく取れた予約&お休みなのですから、多少の雨予報くらいなら強行突破して行くのもアリです◎
ただ、雨キャンプは持ち物の準備が命。
忘れ物があると現地でびしょ濡れ or ギアがドロドロなんていう悲惨な目になってしまうカモ……。
雨の日ならではの必需品とあると便利な雨アイテム、そして、人もギアもぐちゃぐちゃ&ドロドロにならないための注意点について解説します!
「雨キャンプの必需品を知りたい」
「雨予報だけど、なるべくドロドロを避けつつキャンプに行きたい」
っていう人におすすめのブログ記事だよ!
雨キャンプの持ち物リスト
雨キャンプで忘れ物をすると、本当にやっかいです。
いつもの持ち物リストに沿って準備しつつ、雨キャンプ用の必需品を忘れませぬようご注意を。
\ 雨キャンプの必需品 /
持ち物 | コメント |
---|---|
大きめのテント | テント内で過ごすことになるので、コンパクトテントだと窮屈すぎる |
タープ | タープがないとテント出入り口がびしょびしょ&テントに直接雨が当たってうるさい |
大きめグランドシート | テント下にグランドシート敷かないとテントがドロドロで撤収が地獄 |
レインコート | 設営時は両手があくレインコートがベスト |
傘 | トイレや炊事場に行くときにいちいちレインコートを着るのは面倒なので、傘も必須 |
長靴 | サンダルは一瞬でドロドロに。ひざ下まである眺めの長靴が吉 |
ドライバッグ/大きな袋 | 塗れたギアはひとまず防水機能のあるドライバッグやゴミ袋などに入れて持ち帰り。水漏れすると車内が大惨事に |
バスタオル/フェイスタオル | 体も顔もギアも何かと濡れるので、タオル類は多めに持参 |
雑巾 | テントやタープ、グランドシートをざざっと拭く用。使い捨てる気分で |
ガスコンロ/ガスバーナー | 雨がひどいと焚き火や炭火に頼れないので、コンロやバーナーが必須に |
まだキャンプギアがひと揃いしていない初心者さんは、
わざわざ雨キャンプのためにタープやドライバッグ買うのもなあ……
と思うカモですが、意外と雨って降るんです。
しかも、雨予報ない日にも急にザっと降ること、夏場は特にありますよね。
キャンプを長く続けるなら、いつかは雨に当たるので、雨対策も兼ねて持っておくのがおすすめですよ。
大きめテント、タープ、グランドシートは持っていても損はしないので、キャンプを始めるなら早めに調達するのが吉!
\ 2万円台で2ルームテントが買える! /
寝室とリビングの2ルームを確保したファミリーテント。
リビング部分に椅子を4つ置ける広さで、雨が降っていてもリビングでゆったり過ごせるので、3~4人家族におすすめ。
高いブランドは10万円近くするけど、2万円台のお手頃価格ブランドもあり!
このタイプのテントなら、タープを買わなくてもコレだけで雨をしのげて◎
\ 我が家の愛用タープ🐰 /
タープはテントの色と合わせると統一感あってオシャレになります。
我が家はDOD「いつかのタープ」のブラック。
テントを買い替えるならブラック系を狙い中。
タープは延長ポールと組み合わせて高さをグッとアップさせると◎
大人がかがまずに出入りできる高さにすると、より使いやすくなりますよ。
>>> 延長ポールは安くて高さ調整できるコレがおすすめ
\ グランドシートは大きめが吉 /
グランドシートはブルーシートやグリーンシートでも代用できます。
大事なのは大きさ!
我が家は3m×3mテントにこの3.6m×5.4mのグランドシートを敷いています。
だいぶはみ出ますが、そこをリビングスペースとして使えるので、やはりグランドシートは「大は小を兼ねる」です!
「TOP FILM」のグランドシートはカーキがシャレてるし、サイズが豊富なのでおすすめ◎
子どもがいるならコレ必須!
子どもにももちろんレインコート&長靴を装着しますが、それでも濡れるしドロドロになるのが常……。
子連れのファミリーキャンプなら、追加でコレも用意しましょう。
\ 子どもの必需品 /
持ち物 | コメント |
---|---|
余分な着替え/下着/靴下 | いちいち濡らす、泥だらけにするうえ、洗っても乾く可能性ゼロなのでめちゃ余分に持っていく |
長靴以外の靴 | 長靴の中へさえも雨や土を入れる子ども。1日目にドロドロになる前提で、2目の帰るとき用の靴/サンダルを持参 |
テント内で遊べるもの | UNOやトランプ、ボードゲーム、Switch、タブレット、お絵描き帳など、終始雨でも楽しめるアイテムをたっぷり用意 |
作る系のおやつ | やることがなくて退屈しがちなので、(ねるねるね的な)実験系のおやつで暇つぶし。普通のおかしも多めに用意 |
テント内でいかにスペシャル感を与えつつ楽しめるかは、親の準備次第!
はじめてのボードゲームやいつもは買ってもらえないおやつなど、あの手この手を用意して、雨キャンプを楽しんでくださいね。
レインコートを着て長靴を履いていても濡れるのはあるある。
基本的に雨の日は濡れたものはもう乾かないので、服や靴は余分に持っていくと◎
\ 小学生以上ならコレおすすめ! /
昔、お祭りの屋台でよくやったカタヌキ。
めっちゃいっぱい入っているので、雨キャンプで家族揃ってチャレンジ!
\ ジェンガは積み木としても楽しめます♪/
ジェンガで誰が高く積めるか対決も楽しいよ!
犬連れならコレ必須!
愛犬連れで雨キャンプに挑むなら、これも持ってって。
\ わんちゃんの必需品 /
持ち物 | コメント |
---|---|
汚れてもいいフェイスタオル | 子どもよりも派手に泥まみれになることも想定して、タオルを多めに |
犬用レインコート | 洋服を嫌がらないならレインコートが吉 |
ウェットティッシュ | 足はなにかと泥で汚れるので、サッと拭いて捨てられるウェッティが便利 |
犬連れだとより汚れる可能性がアップ。
足が汚れたままテント内に入られると、テント内のラグや寝具が汚れるので要注意です。
出入り口の開け閉めに気を付けつつ、ウェッティ常備でドロドロに備えて◎
寒い時期だと濡れて体温が下がるので、なるべくレインコートを着せましょう。
(うちもそうですが)着るのが難しければ、小型ヒーターや電気毛布、ストーブなどを持参して、テント内を暖めるひと工夫を◎
あると便利!意外な雨キャンプアイテム
必需品とまではいかないけれど、あると便利な雨アイテムたちをご紹介。
季節や人によっては忘れると地獄行きなものもあるので、要注意です。
\ あると便利な雨キャンプグッズ /
持ち物 | コメント |
---|---|
耳栓 | テントやタープに雨が当たる音は意外とうるさく、神経質な方は一睡もできない可能性が…… |
サーキュレーター | 梅雨時期の雨キャンプは湿度がすごい。テント内の空気を循環させないとムシムシして地獄です |
暖房器具 | 寒い時期の雨キャンプは暖房があると生き返ります。電気毛布や小型ヒーターでもOK |
荷下ろし用のブルーシート | タープ設営後、タープ下に敷いて荷物置き場に |
帰りの車内用ブルーシート | 撤収後の荷物は意外と汚れているので、積載前に敷いて車内が汚れぬようガード |
ハンガーラック&ハンガー | 塗れた服やレインコートをかける場所があると便利!キッチンラックでもOK |
車載量が許すなら、これらも積んでいった方が安心。
特にブルーシートは何かと使うので、100円ショップで用意しておきましょう。
200~300円程度で2~3mのものを購入できますよ。
とはいえ、雨の日に不便ゼロにするのはどんなに準備しても正直ムリ。
でも、より快適に過ごしたいなら、何度も言うけど忘れ物なく準備するのがキモなのです!
雨キャンプの注意点【5選】
忘れ物なく持ち物が用意できたら、次は雨キャンプでの注意点を知っておきましょう。
荷物が完璧に揃っていても、この5つが抜け落ちていると努力は水の泡に。
1.設営&撤収時だけでもレインコートと長靴を着用
テントや人数によりますが、タープ&テント設営には30~1時間かかります。
初めは小雨でも、途中でザザーッと雨が強まる可能性もあるので、もうお天気が怪しければ初めからレインコートを着ておきましょう。
設営後は傘でも乗り切れますが、設営&撤収時はレインコート&長靴装着は必須です!
洋服が濡れてからレインコートを着ると、蒸れて暑いし気持ち悪いし、気分的にも最悪です……。
ポンチョタイプのレインコートだと、足元が濡れがちなので、大人は上下セパレートタイプのレインコートがベストです!
長靴はコンパクトに折りたためるロングタイプがおすすめ。
\ 実は3,000円台で上下揃います /
\ 子どもは脱ぎきしやすいポンチョタイプ /
\ わたしも愛用中!折りたためて便利 /
安物のレインコートは肌に張り付いたり、雨が染みて洋服が濡れたりするので、ある程度しっかりしたものを買っておくと失敗ありません。
長靴は野鳥の会のレインブーツがいちおし!
普段使いもできるし、野外フェスや野菜の収穫体験などでも活躍しますよ。
2.水が溜まらない場所を選んで設営
地面をよく見たり歩いたりしてみて、くぼんでいるところ、斜面に囲まれた谷部分、ぬかるみがひどそうなところをチェック。
なるべく水が溜まらず、水はけのいい場所を選んでタープ&テントを設営しましょう。
どこがベターかわからない場合は、キャンプ場の管理人さんに聞いてみるといいですよ◎
3.タープでテント出入り口をガード
雨の日には大活躍のタープ。
テントより先にまずタープを設置することで、荷物や設置メンバー以外の家族(子どもやペット)の雨宿り場所になります。
そして、もうひとつタープの重要な役割は、テントの出入り口のガード。
出入口付近をしっかり雨から守るようにタープを張れば、テントの出入りも濡れませんし、靴の履き替えもスムーズです。
タープは雨の日にもカンカン照りの真夏日にも重宝するので、まだ揃えていないファミリーにもおすすめしたいアイテム。
ご近所の公園や河原でBBQやピクニックをするときにも活躍します!(※タープ禁止の場所もあるので要確認)
\ 1万円程度で買えるタープ /
4.暴風雨でタープが吹き飛ぶ
雨はともかく、風まで強まってくると、タープが風でバッサバッサ波打ち、ペグダウンがしっかりできていないとタープごと吹っ飛ぶ可能性があります。
とはいえ雨の日にタープは必須なので、風が強まっても吹き飛ばされないよう、長めのペグでしっかり張るのが吉。
地面がぬかるんでペグが抜けやすい、っていう一面もあるので、ペグ選びは大事。
雨キャンプの日は、できれば30cm以上のペグでタープ&テントを固定したいです。
\ 10本セットを持っておけばひとまず安心 /
5.ゲリラ豪雨時はムリせず様子見する
近年ありがちなのがゲリラ豪雨。
突然ザーーーっと降って、5分で上がるアレです。
もし設営直前や設営中に豪雨になったら、雨宿りをしながら天気予報をチェックしましょう。
ムリに設営を進めると、転倒したり、テントやタープが吹き飛ばされたりして大惨事に。
我が家では「最悪、このままめっちゃ豪雨が続いたら断念して帰ろう」という選択肢も持っています。
キャンプ場には正規料金を支払うことになりますが、リスクとめんどくささを考えると、それもひとつの選択肢なのです。
雨キャンプの撤収作業は「袋」が神
雨キャンプの(苦労の)本番は、「撤収」から始まります。
雨で濡れて土でドロドロのキャンプギアたちをしまって、車が汚れぬよう積載して、家で洗って乾かして……。
設営は濡れるのをガマンすればなんとかなりますが、撤収はまじで心折れます。
そんな撤収で役立つのは、袋。
テントやタープ、グランドシートはいつものようにきれいにたためない&どうせ家で乾かさなきゃいけないゆえに、ざっとたたんで大きなゴミ袋やドライバッグにポイっ。
いつものギア収納袋に入れると、袋までドロドロになりますし、水が漏れて車内が濡れる可能性も。
多めに持参して、ひたすら袋詰めして帰りましょう。
撤収時は小雨になった瞬間を狙って、短時間でちゃちゃっと済ませるのが鉄則!
タープを最後まで残しておくと、雨宿り場所ができてGOODです◎
濡れたテント&タープは後日乾かすべし!
テントやタープを塗れたまま収納してしまうと、カビの原因になってしまいます。
少し濡れているくらいなら撤収時にタオルや雑巾で拭けばいいけれど、全体的に濡れた場合は帰宅してから乾燥させないとダメ。
\ おうちで乾かす方法 /
- お風呂場に広げて浴室乾燥機を使う
- バルコニーや庭に干す
- 天気のいい日に近所の公園でテントを設置して拭き掃除する
テントやタープが大きいと乾燥作業が大変ですが、ギアを長く使うためにもしっかりお手入れしてあげましょうね。
1日目が雨でも、2日目午前中が晴れ予報なら、ギアをある程度乾かしてから撤収できるのでとってもラク!
雨キャンプを検討するときは、2日目の天気予報もしっかりチェックしておきましょう。
雨キャンプのメリット&楽しみ方
雨キャンプだと外遊びができないのでやることがない……というのが本音。
雨が降っていることでのデリットは、言わずもがな、
- 設営や撤収が大変
- 現地でやることがなくて子どもが退屈する
- 撤収~片付けが面倒
です。
ただ、雨キャンプには意外なメリットが!
雨キャンプの隠れたメリット3つ
メリット① 予約困難な人気キャンプ場に空きが出る
人気キャンプ場は土日の予約がなかなか取れないご時世。
でも、雨が降ればさすがにキャンセル者が多く、1~2日前に大量のキャンセルが発生します。
いつもは予約開始日に速攻でいっぱいになる人気キャンプ場は、雨の日がねらい目なのです。
「なっぷ」などの予約サイトでキャンセル待ち登録をしておけば、メールでキャンセル通知が届くので便利ですよ◎
メリット② 空いている
雨予報だとキャンセルが相次ぎ、集まるのは少数のキャンプ猛者。
いつもはビッシリとテントが張られて窮屈なサイトも、余裕をもってゆったりとテントを張ることができます。
テントが少ないので視界も広く、より自然なままの景色を楽しめますよ。
メリット③テント内やタープ下で「のんびり」に徹せる
晴れていると子どもに付き合ってキャンプ場周辺を探検したり、バトミントンで遊んだりと親は結構忙しく、「のんびりキャンプ」には程遠い。
でも、雨が降っていればテントやタープ内で過ごすしかないので、自分たちのテリトリー内でキャンプをゆっくりと楽しめます。
タブレットで映画鑑賞したり、カードゲームをしたり、ひたすらしりとり大会を繰り返したり、ご家族でののんびりした時間をどうぞ。
何する? 雨キャンプではこう遊ぶ!
「雨キャンプって何するの?」というよくある質問にお答えしましょう。
\ テント内でできる遊び /
- カードゲームやボードゲーム
- タブレットやプロジェクターで映画鑑賞会
- 子どもも一緒にじっくり料理をする
- しりとりや連想ゲームなど言葉遊び
- 絵しりとり
- 工作
また、小雨程度であればカッパを着て周辺を探検したり、釣りを楽しんだりするのもおすすめ。
子どもは意外と濡れても平気で、むしろハイテンションなので、雨キャンプでしか体験できないことに積極的にチャレンジしてみてもいいですね。
雨キャンプは体が冷えやすいので、温泉付きのキャンプ場もしくは近くに日帰り温泉や銭湯があるキャンプ場だとベスト!
撤収後に日帰り温泉に寄るのも、雨キャンプの楽しみなのです♪
雨の日キャンプは抜かりない準備を
雨キャンプは「気持ち」と「持ち物」の準備をしっかりしていれば、意外と楽しく乗り切れます。
また、雨が降る中の設営や撤収作業を経験すると、キャンプスキルはグッとアップ。
今後につながる訓練だと割り切れると、より前向きな気持ちで臨めるカモ(笑)
ただし、暴風雨の際は危険が伴うので、雨や風の程度は随時チェック。
無理だと判断したら潔く撤収/キャンセルするのも大人の役目ですよ◎
とはいえ、「やっぱりキャンプは晴れてほしい」が本音のシマムラ家(@pomechi_camp)でした。
ではまた
コメント