こんにちは!
小学生の息子2人とMIX犬(ポメラニアン×チワワ)とともに月1~2回の釣りキャンプに出かけて久しいシマムラ家(@pomechi_camp)です。
夏休みに家族でキャンプ予定です。
〇 夏キャンプの暑さ対策を教えて
〇 熱帯夜だったら寝るときどうすれば?
今回は夏のファミリーキャンプの暑さ対策について。
夏キャンプ最大の敵は「暑さ」。
何も対策をせずに夏キャンプに挑めば、大人も子どももぐったり……1日目で力尽きてしまううえ、熱帯夜だと寝苦しくてさらに疲労が蓄積してしまいます。
大事なのは「なるべく涼しいキャンプ場&サイトを選ぶこと」と「暑さ対策グッズを駆使すること」。
しっかり準備をして、過酷な夏キャンプをさわやかに楽しみましょう!
「夏キャンプは暑いのが心配…」
「少しでも涼しく過ごすためにどうすれば?」
という人におすすめのブログ記事だよ!
夏のファミリーキャンプで心得たい!暑さ対策9つ
夏キャンプを快適に過ごすためには、準備が命!
9つの暑さ対策をしっかり行って、真夏でもできるだけ涼しくさわやかにキャンプを楽しみましょう。
\ 夏キャンプの暑さ対策9つ /
- 涼しいキャンプ場を選ぶ
- 水遊びができるキャンプ場を選ぶ
- 日陰の多いサイトを選ぶ
- 無理して炎天下でテント設営をしない
- メッシュタイプの大型テントを使う
- 遮光性の高いタープで日陰をつくる
- 暑さ対策グッズを用意する
- 氷や冷たい飲み物を多めに用意する
- コテージやグランピングに移行する
それでは詳細へと進みましょう!
1.涼しいキャンプ場を選ぶ
まず大前提として、より気温が低くて涼しいキャンプ場を選ぶことが大事。
- 標高が高い高原キャンプ場
- 日陰が多い山奥のキャンプ場
- 河川敷のキャンプ場
上記のような、真夏でも最高気温が低めだったり、水辺が近くて涼しい環境のキャンプ場を選ぶのがGOOD。
天気予報アプリで最高気温と最低気温を確認したり、キャンプ場に電話してみて利用予定時期の気温の目安を確認してみましょう。
ただし、これらのサイトは昼間はそこそこ暑いのに、陽が沈むと急に冷え込んで逆に肌寒いという可能性も。
最低気温によっては、長袖や春秋用シュラフを持参するなどの工夫が必要です◎
ちなみに、関東付近で涼しい夏キャンプをしたいなら、以下のエリアが推し。
\ 関東の夏でもひんやりエリア /
- 秩父/長瀞エリア(埼玉県)
- 奥多摩エリア(埼玉県)
- 富士五湖エリア(山梨県)
- 八ヶ岳エリア(山梨県)
標高が100m高くなると、気温は0.6度ほど低下。
標高1,000mのキャンプ場なら、平地よりも約6度気温が低いことになるので、真夏でも適温で快適に過ごせます!
2.水遊びができるキャンプ場を選ぶ
せっかくの夏キャンプなのだから、水遊びは欠かせない!
海や湖、川などに歩いて行けるキャンプ場だと、炎天下の日中に水浴びができて大人も子どもも涼しく過ごせます。
海だと日陰がないことがほとんどなので、カンカン照りがキツいようであれば、木陰がすぐそばにある湖や川辺のキャンプ場の方が◎
上記の1で紹介したエリアなら、どこも川や湖が豊富なので、水辺のキャンプ場がたくさん見つかりますよ。
3.日陰の多いサイトを選ぶ
同じキャンプ場のなかでも、日陰ゼロのサイトと、山や木が影になるサイトとがある場合も。
ホームページやキャンプ場予約サイトを見ているだけだと、サイトごとの日陰の有無はわかりません。
ここはキャンプ場に電話をして、日陰ができやすい場所を管理人さんにチェックしておくのが確実です。
真昼間はもちろん、西日が強いサイトだと夕方になっても暑さが抜けません。
なるべく早い時間に西日が当たらなくなるサイトがGOOD!
4.無理して炎天下でテント設営をしない
キャンプ場にチェックインしたら、真っ先にテントを設営していませんか?
リビングルーム付きのツールームテントなどは先に設営した方が快適スペースを確保できますが、寝室として使うテントは昼間は不要。
つまり、無理して炎天下のなか設営する必要はないのです。
タープだけ張って日陰を作ったら、あとは夕方までひと遊び。
気温が下がってから、かつ陽が落ちて暗くなる前にテント設営をすればOKですよ◎
真夏の昼間のテント設営……まじで地獄です。
5.メッシュタイプの大型テントを使う
「OGAWA」のアポロンや「DOD」のかまぼこテントなど、リビングルームもふくめ全面メッシュにできる大型テントなら、風を通してくれる半室内で快適に過ごせます。
しかも、夏のもうひとつの大敵である「虫」からも守ってくれるので一石二鳥。
アポロンやかまぼこテントのような大型テントだと、夏は風を感じつつ涼しく、冬は暖房をたいて暖かく過ごせてキャンプ満足度が爆上がりします!
\ 全面メッシュテントといえばアポロン /
\ シマムラ家が次に狙ってるテント /
ママおすすめのおしゃれテントは「デザイン重視!おしゃれ&カッコいいファミリーテントおすすめ9つ」で紹介してるよ!
6.遮光性の高い&大きめタープで日陰をつくる
タープのなかにもさまざまな種類やグレードがありますが、なるべく遮光性の高いタープで真夏の日差しをカットしたいところ。
そして、夏キャンプのタープは大きさも大事。
太陽の傾きによって日陰部分はどんどん移動して、はじめは日陰だったところがどんどん日なたに……というのはキャンプあるある。
いちいちタープや椅子を移動させるのは面倒なので、なるべく大きめのタープであらかじめ日陰エリアを拡大させておくのが吉ですよ。
タープが低いと頭上が暑いので、延長ポールなどでタープ自体の高さをアップさせておくのもおすすめです◎
\ 5m×5m以上の大型タープ /
\ 延長ポールで高さを出そう! /
7.暑さ対策グッズを用意する
ポータブル電源持参、もしくは電源付きサイトであれば、サーキュレーターやミニクーラー、扇風機などをフル活用しましょう。
風に当たるだけで体感はかなり涼しくなるので、1台あるのとないのとではかなり快適度が違います。
電源が使えないとしても、せめて、ハンディタイプの小型扇風機や冷感タオル、冷えピタくらいは用意したいところです。
夏キャンプの持ち物は「【暑さ回避】夏キャンプの必需品&あると便利な持ち物13選を紹介」で詳しく解説してます。
8.氷や冷たい飲み物を多めに用意する
夏のほてった体に染みわたるのは、キンキンに冷えた飲み物。
真夏だとクーラーボックスに入れて持参しても、夕方にはもうぬるい……なんていうこともあるので、氷を持参したり、ペットボトルごと凍らせて持参したり、というひと工夫が必要です。
氷を持参するときにおすすめなのは「STANLEY(スタンレー)」の真空グロウラー。
水筒みたいなアイテムで、真空構造ゆえに氷を氷のまま長時間保持してくれます。
翌朝まで氷が溶けない!とキャンパーに人気のアイテムです◎
連泊で夏キャンプをするご家族は、ポータブル冷蔵庫を購入するのもアリ!
確実に食材や飲み物を冷やしたまま長期間保管できます。
\ 保冷力ならスタンレー! /
\ 意外と高くない……買いカモ /
9.コテージやグランピングに移行する
テントでのキャンプを諦める……というのも潔いひとつの選択肢。
特に、小さな子どもやペットと一緒の夏キャンプの場合、一日中炎天下で遊んで、熱帯夜のなか一晩過ごすというのはややハード。
冷房設備が付いているコテージやグランピング施設を利用することも、夏キャンプでは検討する価値アリです。
費用はアップしますし、テントでのキャンプの楽しさは味わえませんが、快適性は確実に爆上がりします。
庭にテント設営ができたり、目の前が海だったりする施設を選べば、アウトドア感はたっぷり味わえますよ◎
\ コテージ&グランピングという選択肢 /
暑くて寝苦しい地獄の夜……寝るときの対策4つ
夏キャンプは夜寝るときの暑さ対策も欠かせません。
避暑地や高原のキャンプ場であれば夜は涼しいので必要ありませんが、夜でも30度をキープするエリアのキャンプ場であればこの4つの対策も覚えておきましょう◎
\ 夜寝るときの対策4つ /
- 銀マットやコットで地熱をシャットアウト
- クールマットやウォーターマットを敷く
- 水まくらをクーラーボックスに入れて持参
- サーキュレーターで風を送る
1.銀マットやコットで地熱をシャットアウト
日差しがない夜に何が暑いかというと、日中の熱を保持したままの地面。
つまり、地熱です。
地面に近いほど熱を感じやすく寝苦しくなるため、なるべく地面と寝床を遠ざけるのが得策。
方法としては、
- 寝床の下に厚めの銀マットを敷く
- 厚さ5cm以上のインフレーターマットを利用する
- コットを利用する
などがあります。
冬に地面から伝わるひんやり感をシャットアウトするのと同じ方法ですね◎
一番確実なのは、地面と接しないうえに風を通して蒸れないコット。
コットなしでもインフレーターマットが5cmあれば、個人的には地熱はほぼ気になりません。
\ コンパクトにたためる /
\ このマットならコットいらず!/
「ソトネノサソイ」はおうちで寝ているみたいに快適だよ!
背中が痛くないし最高!
2.クールマットやウォーターマットを敷く
インフレーターマットやエアーマットなどの上にそのままシュラフを置くのではなく、冷却マットを敷いてシュラフなしで寝ます。
置くだけでひんやり感じられるクールマットのほか、現地で水を入れて使うウォーターマットなんかも。
どちらも電源を必要としないので、ポータブル電源を持っていないご家族におすすめの暑さ対策です。
\ 敷くだけでひんやり冷却マット /
\ 水を入れてひんやり /
ウォーターマットは水を抜けばかなりコンパクトに畳めて省スペース◎
3.水まくらをクーラーボックスに入れて持参
暑い夜といえば水まくら。
自宅の冷凍庫でしっかり冷やし固めた水まくらを、ほかの食材などと一緒にクーラーボックスに入れて持参します。
クーラーボックスの保冷機能が弱いと夜にはぬるくて使い物にならないことも。
保冷剤やブロック氷などを多めに入れて、しっかり保冷力を備えよう◎
\ 水まくらはコレが最強 /
4.サーキュレーターで風を送る
音が静か&消費電力が少ないサーキュレーター。
テントの一部を開けてメッシュにしたうえで、サーキュレーターで暑い空気がテント内にこもらないよう風を送ります。
扇風機よりも静かなのでテント内で使っても音が気にならず、ぐっすり眠れます。
電源は必要ですが、消費電力は20~30W程度なので、300Whほどの小容量ポータブル電源でもOK。
サーキュレーターは5,000円前後で購入できますし、普段おうちでも活躍するアイテムなので買っておいて損はナシ!
\ 扇風機よりコンパクト◎ /
工夫次第で夏キャンプは快適&楽しめる!
暑さがキツい夏キャンプですが、キャンプ場選びやサイト選びのコツを抑えつつ、暑さ対策グッズを賢く活用すれば、快適に楽しむこともできます。
ちなみに、焚き火や炭火料理をしないというのも暑さ対策のひとつなのですが、個人的には夏でも焚き火&炭火はやりたい……ということで今回は入れませんでした。
暑いのは確かにネックだけれど、夏は海や川などの水遊びも一緒に楽しめて“THE・アウトドア” なひとときが過ごせるので、しっかり対策をしつつ夏キャンプに出かけてみてくださいね◎
ということで、凍え死にそうな冬キャンプよりも断然夏キャンプ派なシマムラ家(@pomechi_camp)でした。
ではまた!