こんにちは!
小学生の息子2人とMIX犬(ポメラニアン×チワワ)とともに月1~2回の釣りキャンプに出かけて久しいシマムラ家(@pomechi_camp)です。
ポータブル電源を買うべきか、悩み中です。
〇 ポータブル電源を持つメリット/デメリットは?
〇 ポータブル電源は危険って聞いたけど大丈夫?
今回はポータブル電源について。
キャンプを始める前から災害対策としてポータブル電源を持っていた我が家の結論は、「一家に一台あって損はなし」。
ただし、ポータブル電源はものによっては20万円超えもざらというとっても高いアイテムだし、ブランドや製品によっては危険が伴う場合も。
ということで、ポータブル電源のメリット/デメリットをチェックしつつ、「ポータブル電源は買うべきか」について解説していきます。
「ポータブル電源を買うべきはどんな人?」
「どんな時に役立つの?」
という人におすすめのブログ記事だよ!
ポータブル電源を買うべきはこんな人
ポータブル電源はいつでも、どこでも電源を確保できる便利&心強い防災アイテム。
ただ、
かなり高いから、買うかどうか悩ましい……
という声も多め。
容量が少なくて安いものでも数万円、大容量タイプだと20万円近くするので、「買うべき理由」がないとなかなか手が出ないですよね。
確かにポータブル電源は高い。
でも、いつでも、どこでも、ガジェット類を充電できたり、電化製品を使えたりするのは本当に便利で心強い!
例え高くとも、以下のような人は(予算は考慮しつつ)ポータブル電源を買うべきです。
真夏や秋冬にキャンプをする人
電源のない野外で一晩過ごすことになるキャンプは、ポータブル電源が大活躍するシーン。
スマホやタブレットの充電だけならモバイルバッテリーでもまかなえますが、家族全員分のガジェットを充電したり小型家電を使ったりするなら、ポータブル電源は必須です。
つまり、扇風機やサーキュレーターを使いたい真夏、電気毛布やヒーター、ホットカーペットを使いたい秋冬にキャンプをする人は、ポータブル電源を用意することをおすすめします。
電源付きサイトならポータブル電源がなくても電化製品を自由に使えますが、電源付きサイトが用意されていないキャンプ場もたくさんあります。
暑い/寒いを気にせず、快適にキャンプを楽しみたいなら買うべき!
停電しやすいエリアに住んでいる人
積雪や台風によって停電しやすいエリアに住んでいる場合、ポータブル電源を持っておくととっても心強く安心です。
一度の停電で何日も電気が使えなくなるケースもありますので、停電対策として持つ場合は1,000Wh以上の大容量タイプのポータブル電源を備えることが重要。
ポータブル電源があれば、情報源となるスマホの充電はもちろん、暑さ寒さを回避するための家電を使ったり、ライトを付けたり、電子レンジで調理をしたりすることも可能です。
乾電池やカセットコンロだけの備えだと、電化製品を動かせませんから。
やっぱり電源があるっていうのは、すごく心強いです!
子どもやペットがいる人
小さい子どもやペットがいる場合、キャンプなどのアウトドア用としても、防災用としても、ポータブル電源があると安心感がぐっとアップ。
だって、大人は暑い・寒い・不便などの非快適な状態もガマンがきくけれど、小さな子どもやペットはそうはいかないですから。
キャンプで夜寒いときや停電で電気が使えない冬にヒーターや電気毛布を使えれば一時で気に暖を取れますし、室温を快適に保てれば非常時でも安心して眠れるでしょう。
子どもは暑い寒いでぎゃーぎゃー言いますし、体温調整が苦手なペットもいますしね。
大切な家族を守るために、ポータブル電源は持っておきたいところ。
ポータブル電源のメリット/デメリットを解説
次に、ポータブル電源のメリットとデメリットをそれぞれチェックしていきましょう。
ポータブル電源メリット:災害時でもどこでも電気が使える
ポータブル電源の主なメリットはこのふたつ。
- 停電や災害時でも電気を使える
- 電源のない屋外でも電気を使える
場所や環境を問わず電気を使えるのが、最大の特徴であり最大メリットです。
また、ソーラーパネルがあれば、太陽光によってポータブル電源本体の充電も可能に。
ポータブル電源の充電がゼロになっても、晴れてさえいれば再度充電できるので、より長期間電気を使うことができます。
太陽光で充電すれば電気代がかからないので、電気代の節約にもなりますね◎
具体例:ポータブル電源の便利な使い方
ポータブル電源があれば、災害時やアウトドアレジャー時にこんな便利な使い方ができます。
・情報源や連絡手段としてライフラインとなるスマホを何度も充電できる
・停電時もスタンドライトやフロアライトを使えて光を確保できる
・扇風機やヒーターなどで暑い/寒いを緩和できる
・レトルトごはんやレトルト食品をレンジ調理できる
・カセットコンロが切れても、レンジや電気ポットで食品/飲料を温められる
・炊飯器でごはんが炊ける
・一晩程度なら冷蔵庫を冷やしたままにできる
・室温調整が必要なペットに温度調整をしてあげられる
・夏キャンプで扇風機やサーキュレーター、ポータブル冷蔵庫を使える
・冬キャンプで電気毛布やヒーター、ホットカーペットを使える
・家族全員分のスマホやタブレット、ゲーム機を寝ている間に同時充電できる
・パソコンの電源を取れるので、屋外やレジャー先でも仕事ができる
・電源付きサイトがないキャンプ場でも快適に過ごせる
・何連泊もする車中泊でも電化製品を使い続けられる
・海レジャー後にポータブルシャワーでさっと水浴びできる
また、番外編ではありますが、こんな日常使いもできちゃいます。
・室内のコンセントがなくて不便な場所に置いて、電源を確保できる
・電源をたくさん使うワークデスクで複数コンセントを使える
・ソーラーパネルで電気を確保して、電気代が下げられる
ポータブル電源があると便利なシーンは、意外とたくさんあります。
万が一のときに電気があると、いつもの暮らしを維持できるので快適&安心ですよね◎
【デメリット】高い、重い、なかには危険な製品も
ポータブル電源のデメリットは大きくこの3つ。
- 容量が大きくなるほど値段が高く、10万円以上もざら
- 見た目のわりにずっしりと重たいので、気軽に持ち歩くには向かない
- 製造元や商品のチョイスを誤ると、危険な事故につながる
購入のハードルとなるのはやっぱり価格。
とはいえ、安すぎる製品は安全性や耐久性に疑問があります。
粗悪品や「安かろう悪かろう」な商品を買って後悔しないためには、ポータブル電源の目安価格を把握しておくとGOOD◎
\ ポータブル電源の目安価格 /
容量 | 目安価格 | キャンプで使うなら |
---|---|---|
~300 Wh | 2~4万円程度 | ソロキャンプ |
300~500Wh | 4~6万円程度 | ソロ~3人家族 |
500~1,000Wh | 6~9万円程度 | 初心者ファミリー |
1,000Wh | 9~14万円程度 | 中級者ファミリー |
1,500Wh | 12 ~18万円程度 | 上級者&大人数ファミリー |
2,000Wh | 20~30万円程度 | 上級者&大人数ファミリー |
上記の表のように、お手軽な500Wh(ワットアワー)程度のポータブル電源でも6万円前後し、2,000Whほどの大容量となると20万円を超えてきます。
容量に対して安すぎるメーカー/製品は、安全基準がしっかり守られていない粗悪品である可能性がアリ。
製造元や製品の安全対策、サポート体制などはしっかり確認してから購入しましょう。
また、ポータブル電源が原因で発火する事故も発生しています。
発火や爆発などの危険な事故を回避するためには、次の見出しでご紹介する項目をチェックして、安全なポータブル電源を選ぶべきです。
後悔しない!ポータブル電源の選び方
ポータブル電源は安くても数万円、高いと20万円以上するお高い買い物です。
買ってから後悔しないよう、検討段階で以下の3つについてしっかりチェックしましょう。
1.安全性が高い
安すぎる粗悪なポータブル電源は、使用方法に問題がなくても発火などの事故につながる危険があります。
安全なポータブル電源を選ぶために、以下の項目をクリアしているか厳しくチェック!
- メーカーホームページで安全性について詳しく記載がある
- メーカー保証が1年以上付いていて、サポート体制や保証内容がしっかりしている
- リコール製品でない
また、相場に対してあまりに安すぎる、ホームページや商品説明の記載内容が薄くて信頼性に欠けるなど、気になる要素がある場合は購入を控えた方が賢明です。
ちなみに、近年発生しているポータブル電源火災の約半数は、リコール製品による発火が原因。
しっかりしたショップからの購入であればそこまで気にする必要はありませんが、メルカリやヤフオクなどで個人間売買をする場合は特に気を付けましょう。
消費者庁リコール情報サイトでポータブル電源をはじめ、各電化製品のリコール情報をチェックできるので、購入前にチェックすると安心です◎
2.必要容量をカバーしている
容量が大きくなるほどポータブル電源の値段は高くなりますが、だからといって安くて容量が少ないものを安易に選ぶのはダメ。
なぜなら、容量が少なすぎると使いたい家電が使えなかったり、必要な時間連続使用できなかったりするからです。
- 何日分の停電に備えたいのか
- キャンプで最大何泊する予定か
- どの電化製品を何時間使いたいのか
- 何人家族が使うのか
上記をベースに必要容量が決まってきますので、まず、ポータブル電源の使用目的や使用時間をしっかり考えましょう。
ドライヤーやホットプレートなどは使用ワット数が大きいので、使いたい場合は要注意です。
「AC定格出力」の瞬間最大ワット数以上の電化製品は使えないので、「容量(Wh)」とあわせて「AC定格出力(W)」の数字をしっかりチェック!
波長が「正弦波」であることも必須。
でないと、一般的な家電が利用できないシーンが出てきます。
3.セールやポイントバックで賢く安く買う
ポータブル電源はお高い買い物なので、セールやポイントバックなどのお得なタイミングを狙って買うのがベスト!
20~30%の割引や1~2万円の割引という大幅値引きをよく見かけるので、なんでもないタイミングで定価で買うのはもったいなさすぎます。
\ お得に買えるねらい目セール!/
- メーカー公式オンラインストアのセール
- 「楽天市場」のスーパーセールや買いまわりイベント
- 「Yahoo!ショッピング」のPayPay祭り
- 「Amazon」のブラックフライデーやタイムセール
上記のセールやイベントを活用すれば、定価より30%近く安く買えることも可能◎
20~30%安くなっているセールやクーポンがあれば、そのときが「買いドキ」です!
こちらのブログ記事では、おすすめポータブル電源5つのセール時価格目安について記載してます。
ポータブル電源は一家に一台の安心アイテム
高機能なものは比例して高いポータブル電源ですが、災害時や家族の安全安心を考えると、一家に一台あると安心です。
キャンプやアウトドアを楽しむご家族なら、さらに利用シーンが増えてコスパはGOOD!
高すぎず&必要容量を備えたポータブル電源を選んで、いつでもどこでも電気を使える安心感と快適性を手に入れましょう◎
ということで、衝動買いした(←なぜ)ポータブル電源が最近はキャンプで大活躍しているシマムラ家(@pomechi_camp)でした。
ではまた!
おすすめのポータブル電源は「コスパ最高!ファミリーキャンプに持参したい安いポータブル電源おすすめ5選」で紹介してるよ!
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