こんにちは!
小学生の息子2人とMIX犬(ポメラニアン×チワワ)とともに月1~2回の釣りキャンプに出かけて久しいシマムラ家(@pomechi_camp)です。
ファミリーキャンプを始めるための持ち物を準備中です。
〇 初心者が買うべきキャンプ道具を知りたい
〇 いろいろおすすめされてもわからないから、「これ買っとけ!」をピンポイントで教えて!
今回はキャンプ初心者ファミリーが買うべきキャンプ道具について。
キャンプ道具を紹介しているサイトはたくさんあるし、比較も丁寧だけど、何しろブランドも商品もありすぎる!
「……で、うちはどれを買えばいいですか」とキャンプギア迷子になっているファミリーに、小学生連れの我が家がキャンプ1年目で買ってよかったキャンプ道具をブランド/商品名を名指しでピンポイントに紹介します。
「種類がありすぎて選べない!」
「初回キャンプに必要なものを確実にパパっと揃えたい」
という人におすすめのブログ記事だよ!
一番最後に、シマムラ家がキャンプ1年目で買った全キャンプ道具の総額(初期費用)を公開してるから見てみてね!
(母ちゃん驚愕の金額に……)
買って正解!1年目に揃えたいおすすめキャンプ道具
凝れば凝るほどアイテムも増えるし、お金もかかるキャンプ道具ですが、まず買うべきなのはこの10個。
- テント
- 寝袋/シュラフ
- マット
- テーブル
- チェア
- 焚き火台/BBQ台
- コンロ/バーナー
- 調理器具
- クーラーボックス
- ランタン
はじめてキャンプに行くファミリーは、最低でもこの10個のアイテムを購入orレンタルして用意しましょう。
ここからは、実際に買うべきアイテムを比較表を使いながら解説!
我が家がキャンプ1年目に購入して正解だったおすすめキャンプギアも紹介します。
① テント
キャンプをするならテントがなくっちゃ!
キャンプギアのメインとなるアイテムなので、できればじっくり選んで、気に入ったデザイン×カラーのものを買いたいところ。
ただ、テントは種類もブランドも価格帯もさまざまで、細かく比較するのはめっちゃめんどくさい……というのが本音です。
テントの分類は大きく6種類。
以下にざっとまとめてみました。
ドームテント | 2ルームテント | トンネルテント | ワンポールテント | ロッジテント | ワンタッチテント | |
---|---|---|---|---|---|---|
テント サイズ | 小~中 | 大 | 特大 | 小~特大 | 中~大 | 小~中 |
デザイン | おしゃれ感はやや物足りない | シンプルかつおしゃれなもの多め | かまぼこのようなデザインが特徴的 | キャンプ場で目立つフォルム | おうちを思わせる可愛らしいフォルム | 特徴が薄くやや物足りない |
設営 難易度 | 普通 | 普通 | 難 | 簡単 | 簡単 | 超簡単 |
価格感 | 安い~普通 | 普通 | 高い | 安い~普通 | 高い | 超安い |
ワンポイント | ◎シンプルな構造で設営しやすい ▲デザイン性にやや欠ける | ◎リビング(前室)付きで過ごしやすい ▲サイズが大きいものは設営がやや難 | ◎リビングが広くて雨キャンプも快適 ▲でかい、重い、設営が大変 | ◎サイズが豊富、とんがった形が可愛い ▲室内中心にポールがあって邪魔 | ◎家のような形で可愛い&天井高め ▲大きめサイズが多くて価格が高め | ◎一瞬で完成する手軽さとコンパクトさ ▲強度が弱く、風や雨が強いと心配 |
商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 |
SNSのおしゃれなキャンパーさんはトンネルテントを使っていることが多め。
ただ、初心者ファミリーにはややテントサイズが大きくて、設営が大変。
また、サイズがでかいので、狭いサイトだとそもそも張れないというデメリットもあります。
そこで、ファーストテントとしておすすめしたいのは、ドームテントか2ルームテント。
お値段も3万円以下で買えますし、家族人数にあわせてサイズ(寝室の広さ)が豊富なのもGOODポイントです◎
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 我が家のファーストテントもこれ /
正直、すんごいおしゃれとかじゃないし、まあまあ普通のテント。
でも、テント内が3m×3mと4人が川の字に寝ても余裕の広さだし、テント内の天井が高くて移動しやすいし、ファーストテントとしてはとてもよかったと思っています。
小学生含む4人家族だと、せめて2.5m×2.5mは欲しいところ。
3m×3mだと、セミダブルのマットふたつがピッタリはまるので、自分は3m×3m推しです!
お手頃なお値段も魅力的♡
\ 天候に関わらず楽しみたい人向け /
2ルームテントはドームテントと違ってテント内にリビングが作れるので、雨の日や日差しが強い真夏でも過ごしやすいのがいいところ。
寝室内は2.5m以下とややコンパクトにはなりますが、夜のびのび寝るよりも昼間の快適性が大事なら2ルームがおすすめです。
ドームテントとそこまで価格差がないので、手が届きやすいテントです。
「FIELDOOR」の2ルームテントはシンプルデザインでお手頃価格◎
我が家も次テントを買い直すなら2ルームかトンネルテントを狙っています!
うちも候補にしているおすすめテントは「デザイン重視!おしゃれ&カッコいいファミリーテントおすすめ9つ」でも解説中。
② 寝袋/シュラフ
夏はともかく、秋冬はしっかり準備をしないと凍えてまう……(寒)。
最悪、普段使いの布団を圧縮袋に入れてしこたま持っていく、っていう方法もあるけれど、せめて大人の分だけでも早めに揃えたいアイテムではあります。
我が家もはじめの2~3回は布団持参でしたが、車の積載でスペースを食われ過ぎて、結局全員分買いました。
ぼくは寝袋せまくて好きじゃないから、いつもの布団でいいけどね!
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 寝袋では珍しいミニマルデザイン /
父ちゃん&母ちゃん用は「Naturehike」の寝袋に。
決め手はシンプルデザイン&カラー!
派手な寝袋が多いなか、ミニマルデザインが光ってました。
グレイッシュカラーがたまらん♡
連結もできるし、広げて掛け布団にもできます◎
\ 子どもサイズならよりコンパクト /
子どもだって大人用の寝袋でも問題はないけれど、子ども用の方が小さい分、収納時もコンパクト。
身長的には小学生のうちなら子ども用寝袋を使い続けられそうなので、我が家はふたりとも子ども用で揃えました。
小5の長男(145cm)はまだまだゆったり使っています。
③ マット
寝袋の下に敷く寝るとき用のマットは、快眠の必需品。
「寝袋あるし大丈夫だろう」と高をくくっていると後悔するので、できれば初回キャンプから持参したいアイテムです。
主に4種類あって、以下に特徴をまとめてみました。
インフレーターマット | エアーマット | クローズドセルマット | コット | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 中はスポンジ、バルブ(キャップ)を開けると勝手に膨らむ | 踏んだり、電動空気入れを使ったりで空気を入れて膨らます | クッション性のある折りたたみマットで設営・撤収が鬼ラク | 脚付きマットやローベッドというイメージ。地面と触れないのが最大の特徴 |
寝心地 | 5cm以上あるとめっちゃ快眠できる、底冷えもしない | ないよりはだいぶ寝心地いいが、 | 地面が固いサイトだとゴツゴツ感あり厚みがないので地面の凹凸や温度がほぼ直に伝わる | 土や石でごつごつでも凹凸を拾わず寝心地◎ |
収納サイズ | 大 | 小 | 小 | 大 |
価格感 | 高い | 安い | 安い~普通 | 普通~高い |
ワンポイント | ◎普段と変わらぬ寝心地 ▲かさばる、重い、畳むのが大変 | ◎収納時がめちゃコンパクト ▲地面の凹凸を拾ってしまい、快眠まではあと一歩 | ◎出し入れが楽で収納場所も取らない ▲薄いので寝心地いまひとつ | ◎地面と触れないので底冷えとは無縁 ▲家族分用意するとかさばるし高い |
商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 |
コンパクトさでいうとエアーマット一択なのですが、インフレーターマットと比較すると寝心地にはかなりの差が……。
寝心地、価格、収納サイズ、手軽さなど、何を重視するかで選ぶべきものが変わります。
3回目のキャンプ時にエアーマットを導入してその寝心地に感動したけど、それでも土サイトだと固くて痛いし、寝返り打つたびにキュッキュと音がうるさかったです。
さんざん考えて、結局1回使っただけでインフレーターマットに買い換えました……。
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 心の底からおすすめしたい /
エアーマットからインフレーターマットに乗り換えた我が家が購入したのはDOD「ソトネノサソイL」。
5cm厚でいいのか、それとも8cm、10cm必要なのかいろんなレビューを見ましたが、5cmで十分という結論に至り、大好きなDODで購入。
結果的には最高!
普段と同じ寝心地をキャンプ場で味わえて、初回導入した夜はそれまでのキャンプのなかで一番よく眠れました。
10cm厚の方がもっと寝心地いいんだろうけど、厚い分かさばるし高いので、5cmの「ソトネノサソイ」で全然十分でした。
「ソトネノサソイ」は我が家の買ってよかったキャンプギアTOP3に入るアイテム。
キャンプを長く続けるつもりなら、早めに購入するべし!
翌日の目覚めがまじで段違いに向上しますよ。
「ソトネノサソイ」はシーツ付きで洗えるのもいいよね。
ぼくやバク(愛犬)がおしっこしても洗えるもんね!
④テーブル
ご飯を食べるとき、調理するとき、焚き火を囲むときなど、テーブルはひとつじゃ足りないくらい。
家族人数によって必要な大きさが異なるので、購入時はサイズをよく確認することが大切です。
キャンプテーブルは主に4種類あって、以下に特徴をまとめてみました。
折りたたみテーブル | ロールテーブル | 組み立て式テーブル | フィールドラック | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 天板をふたつに折りたたむシンプル構造で設営が楽、サイズが豊富、安定感あり | 天板部分を巻いて収納できるので省スペース、木製タイプはおしゃれ | 脚となるフレームに天板をはめ込む無骨なフォルムのテーブル、アレンジしやすい | テーブルとしても、クーラーボックスやギア置き場としても活躍、耐熱性あって頑丈 |
収納サイズ | 厚さはないがかさばる | コンパクト | 厚さはないがかさばる | コンパクト |
価格感 | 安い~普通 | 普通~高い | 普通 | 安い |
ワンポイント | ◎天板を広げるだけで設営や撤収が楽で初心者向け ▲デザイン性が物足りない | ◎木製天板のロースタイルはオシャレ感あって映える ▲折りたたみタイプよりは設営に時間がかかる | ◎組み立て式と言えどシンプル構造、見た目カッコイイ ▲天板が大きいものだと、車への積載時にかさばる | ◎テーブルにも物置きにもなるフレキシブル性 ▲設営は楽だが、やや力が必要(わたしはよく手を挟む) |
商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 |
おしゃれなキャンパーさんがよく使っているのは、木製のロールテーブル。
おうちで普段使いもできそうなデザイン性の高さが人気ですし、天板をくるくると収納できてコンパクトになるのもGOOD!
また、調理で使うのか、食事で使うのかによって必要な高さも異なってくるので、必要なシーンをよく妄想してからチョイスしましょう。
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 物置きにもなる万能選手 /
ひとまずテーブルはフィールドラックを3つくらい揃えておけば、どうにでもなります。
ローテーブルなのでチェアに座っても使えるし、熱に強いので焚き火近くでも使えて、そのうえクーラーボックスやウォータータンク置き場にもなるからまじで万能!
ちゃんとしたテーブルはじっくり考えてから購入するとして、ひとまずはフィールドラックをポチしとけば問題ありません。
しかも3個セットで5,000円程度とお値段がお手頃すぎる!
我が家もフィールドラックは4つ持ってますが、何かと使える便利なヤツです。
\ おしゃれ追及派はウッドテーブル /
やっぱりテーブルっぽいテーブルを囲んで食事を楽しみたい!
そんなファミリーにはロールタイプのウッドテーブルがおすすめです。
デザイン性が高いので、おうちのリビングや子ども部屋、バルコニーで普段使いするのも◎
「FIELDOOR」のウッドロールトップテーブルはサイズが豊富なので、「欲しいサイズ」がきっと見つかります。
⑤ チェア
キャンプ用チェアも種類が多いアイテムのひとつ。
座り心地を取るのか、収納サイズを取るのか、はたまた値段で選ぶのか……沼にはまるとなかなかポチれません。
タイプとしては主に5種類あり、以下に特徴をまとめました。
ハイチェア | ローチェア (脚分解タイプ) | (ふたつ折タイプ) | |||
---|---|---|---|---|---|
安定性 | しっかりしていて子どもでも安心して座れる | 椅子自体が軽くて安定感なく、後ろに倒れることも | どっしりしていて倒れたり飛ばされたりしにくい | どっしりしていて倒れたり飛ばされたりしにくい | 背もたれがないので飛ばされはしないが安定感はいまいち |
座り心地 | 普通の椅子のように座れる | 耐荷重100kgあったとしても、大人が座るとやや不安定 | 大人も子どもも座りやすい | 大人も子どもも座りやすい | 背もたれがなく、あくまで腰掛け |
設置の手軽さ | 広げるだけなので1秒で設置完了 | 脚を組み立てて座面を取り付ける必要あり1~3分かかる | 広げるだけなので1秒で設置完了 | 広げるだけなので1秒で設置完了 | 広げるだけなので1秒で設置完了 |
収納サイズ | コンパクトにはなるが縦には長い | リュックに入るほどコンパクト | 厚みはないものの大きくてかさばる | 厚みはないものの大きくてかさばる | リュックに入るほどコンパクト |
価格感 | 安い~普通 | 安い | 安い~普通 | やや高い | 安い |
特徴 | ◎オシャレなものなら自宅のダイニングチェアにもできる、安定感あり △安いものはダサい | ◎安くてコンパクト、デザインもいい △軽いので安定感なく、風で飛ばされる | ◎安定感あるのでリラックスして座れる △畳んでも大きいので車の積載量が必要 | ◎子どもと並んで座れるゆったりとした広さ △畳んでもかさばる | ◎コンパクト、サッと出して一瞬で吸われる △デザイン性いまいち |
商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 |
最近はロースタイルが人気なので、ローチェアの商品数が豊富。
ローチェアのなかにも、脚をポキポキ分解してコンパクトにできる軽量タイプと、どっしり感のある折りたたみタイプとがありますが、個人的にはキャンプチェアはどっしり感が大事だと思います。
なぜなら、軽いチェアは風にふわっと飛ばされることが多く、ときには焚き火の餌食もなるから……。
安定感の面でも、大人が座るならふたつ折りタイプやベンチタイプがおすすめです。
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 安定感重視の方向け /
はじめは軽量コンパクトタイプを使っていた我が家ですが、5回ほど使ったところで不安定な座り心地と風に飛ばされる率を考えて「QUICK CAMP」の折りたたみローチェアに買い替えました。
軽量タイプのチェアよりはかさばりますし重たいですが、安定感は抜群!
「QUICK CAMP」の折りたたみローチェアは軽量タイプのチェアと比べても価格差がほぼないので、初心者さんでも積載さえ許せば気軽に買えるチェア。
ブラックで見た目もよく、おうちで普段使いもできますよ◎
\ コンパクト重視な方向け /
我が家のファーストキャンプチェアはこういう感じの軽量チェア。
リュックに入るサイズ感で、軽いので子どもが自分でもラクラク持てる手軽さはGOOD。
座り心地はそこまで期待できませんが、車の積載量が少ない方や電車キャンパーさんは軽量タイプのチェアが使い勝手いいですよ。
組み立ては子どもでもできるので、設営時は子どもに担当させてます◎
⑥ 焚き火台/BBQ台
焚き火やBBQをするときに必要なアイテムで、キャンプには欠かせません!
なぜなら、直火OKのキャンプ場も一部ありますが、ほとんどは直火NGだから。
地面に焚き火シートと焚き火台を設置して、そのうえで薪を燃やすことになります。
BBQをしたいなら、BBQ台も兼ねている深めの焚き火台がおすすめです。
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 焚き火もBBQも任せて! /
六角形が可愛い焚き火台は深さがしっかりあって、焚き火もBBQもしたいファミリーにおすすめ。
天面が広いので、大人数のBBQでも一気にたくさんの食材を焼くことができます。
簡単に折りたためて平べったくコンパクトできるので、設営&撤収は次男のお仕事に◎
⑦ コンロ/バーナー
炭火や焚き火で調理をすることもできるけど、お天気やメニューによってはコンロ/バーナーが必要に。
というか、火起こしや火の調整などに慣れていないキャンプ初心者さんは、コンロ/バーナーは必需品です。
キャンプで使うコンロ/バーナーは主に3種類あって、以下に特徴をまとめました。
シングルバーナー | カセットコンロ | ツーバーナー | |
---|---|---|---|
調理のしやすさ | 華奢なので重たい・大きな鍋やフライパンは使えない | 商品によるが、安定感あるものはダッチオーブンなどの重たい鍋もOK | 安定感あるうえ同時調理ができて、普段と同じように料理が楽しめる |
設置・収納サイズ | コンパクト | コンパクト~普通 | 大きい |
価格感 | 安い~普通 | 安い~普通 | 高い |
特徴 | ◎シンプルな構造でコンパクト △本格的調理には向かない | ◎アウトドア用商品は安定感も火力もあって使いやすい △商品によっては風除けがなく強風時は加熱がしにくい | ◎家庭と同じように快適に調理可能、デザイン性いいもの多い △価格が高く、収納も設置も場所をとる |
商品例 | 商品例 | 商品例 | 商品例 |
自宅で普段使っている家庭用カセットコンロでもいいのですが、屋外では火力が弱かったり、風を受けてまともに火が通らなかったりと使い勝手は悪めです。
コンパクトで手軽なのはシングルバーナーですが、これはソロキャン向け。
大きな鍋やフライパンで家族分の料理を作らなきゃいけないファミリーは、どっしりと頑丈なカセットコンロかツーバーナーを用意しましょう。
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 段違いの火力に感動! /
はじめは家庭用カセットコンロ(@無印良品)を使っていた我が家ですが、冬キャンプであまりに火力が弱くてシチューが一向に完成せず寒い思いをしたため、ごついカセットコンロを購入。
「タフまる」はどっしり感がすごくて、重たいダッチオーブンやホーロー鍋でも安定感◎だし、火力が強いので冬でもあっという間にお湯が沸いて父ちゃん&母ちゃんは感動しました。
シンプルで武骨な専用ケース付きなのもイイ!
ツーバーナーも憧れるけど、「タフまる」ふたつあればいいんじゃないの?と思う今日この頃です。
よりコンパクトな「タフまるJr.(ジュニア)」もあるので、車の積載可能量や収納場所、普段使いするかなどによってサイズをチョイスしてみて◎
⑧ 調理器具
基本的には普段使っている調理器具を持っていけば事足ります。
あえて買うのだとしたら、アウトドア感のある「スキレット」や「鉄製フライパン」ですかね。
傷やダメージの心配がなく、焚き火や炭火で豪快に調理ができるので、焼き肉や焼きそばもひと味違った仕上がりに♪
スキレットは100均にもたくさんあります!
スキレットで目玉焼きを焼くだけでナゾの特別感に浸れちゃう……♡
初心者ファミリーはこれ買って!
\ いま話題のアウトドアグリル /
キャンパーさんのなかで大人気なのは、コンロでも炭火でも焦げ付かずに豪快に料理を楽しめる「マルチグリドル」。
スタイリッシュなデザインなので、調理後はそのまま食卓に並べても絵になります♡
ステーキやハンバーグを焼いたり、朝はソーセージとパンを同時焼きしたり。
意外と深みがあるので、揚げ物や煮物調理もできちゃう優れものです◎
しかもね、「マルチグリドル」はIH対応!
火でもIHでもまじで焦げ付かない&くっつかないので、キャンプやってない人にも買ってほしいアイテムです(笑)
⑨ クーラーボックス
夏キャンプで特に大事なのはクーラーボックス!
食材を現地調達するにせよ、いつでも冷たい飲み物を冷たい状態で飲みたいし、朝食用の食材はしっかり冷やしておかなきゃいけません。
クーラーボックスの種類は主に3種類あって、以下に特徴をまとめました。
ハードタイプ | ソフトタイプ | 発泡スチロール | |
---|---|---|---|
保冷力 | 商品にもよるが最も保冷力は期待できる | ハードタイプよりは保冷力は劣るものが多い | 保冷剤や氷をしっかり詰めて密封すればハード並み |
持ち運びやすさ | 中~大型が多くてかさばる | 折りたためるタイプは帰りがコンパクト | 手で持ったり肩に掛けたりがしづらい |
頑丈さ | 頑丈ゆえ椅子にもできる | 重ねて積んでも潰れはしないがハードには劣る | 弱い素材なので外からの衝撃に弱く、見た目が劣化しやすい |
価格感 | 普通~高い | 安い~普通 | 安い |
特徴 | ◎安定した保冷力、おしゃれなデザインも多い △商品によって保冷力に大差ある、かさばる | ◎普段使いもできる手軽さ、折りたためるタイプもある △保冷力はもう一歩、結露が付きやすい | ◎安くて軽いわりに、意外と保冷力がある △見た目がダサい、外側が傷付きやすく長持ちしない |
商品例 | CLICK | CLICK | CLICK |
スタンダードなのはハードタイプ。
保冷力が高いし、サイズ展開が豊富なので、ファミリーキャンパーなら大きめのものをひとつは持っていたいです。
ただ、クーラーボックスはなにしろかさばる。
車の積載量に余裕がない場合は、帰りは折り畳めるソフトタイプと30L以下のハードタイプを併用するのがおすすめです。
クーラーボックスは値段のピンキリがすごい。
人気アウトドアブランド「YETI」のクーラーボックスは45Lサイズでなんと約6万円もします(驚)
初心者さんはそんなの買わなくていいですから、ひとまず3~4人家族なら最低でも30L分程度のクーラーボックスを用意しましょう。
初心者ファミリーはこれ買って!
\ デザインも容量もGOOD! /
わたしがファーストクーラーボックス候補にしていたのは「FIELDOOR」の33Lクーラーボックス。
が、夫に安い「ロゴス」を推されてそちらを購入したので、入手できず。
ですが、改めて見てもやっぱり「FIELDOOR」のクーラーボックスはデザイン性といい容量といい、3~4人家族にジャストフィットではと思うのです。
価格も「YETI」みたいにバカ高くありません(安心)
いつか「YETI」が欲しいと夢見るわたしもいたりします……が、ファーストクーラーボックスはこれくらいがベストかと!
\ 普段の公園ピクニックにも◎ /
夏キャンプだと30Lクーラーひとつじゃ飲み物や氷を冷やしきれず、我が家はふたつ目のクーラーボックスとして「DOD」の「ソフトくらお(23L)」を購入。
オールブラックな見た目と、持ち手やショルダーの使い勝手がよく、キャンプだけでなく普段の公園ピクニックに持っていったりもしています。
ソフトオンリーだと心細いけど、セカンドクーラーボックスとしてはアリ!
「DOD」のうさちゃんデザインがツボったのですが、折りたためないのが唯一のネック。
わたしコレ、折りたためると思って買ったんです(笑)
⑩ ランタン
ランタンが必要だとは知っていても、何個必要かは知らなくないですか?
わたしも、ふたつあればいいかと思って初キャンプで用意していたのですが、全然足りませんでした。
- 調理するときの手元
- 団らん用のテーブル
- 食事用のテーブル
- テント内
- トイレに行くとき
など、照らしたいシーンはあちこちに散らばっているので、「ひとつあれば安心」というアイテムではありません。
「めっちゃ明るいひとつのランタン」より、「ほどよく明るい複数個のランタン」の方がベター。
明るさは「ルーメン」という単位で表されます。
1000ルーメンあればめちゃ明るいので、ひとつは持っておきたいところ。
補完するランタンは300~500ルーメン程度でも十分です。
200ルーメンのランタンが5個あったところで、真っ暗ななかではだいぶ心もとないので要注意!
初心者ファミリーはこれ買って!
\ 明るさ調整可能で最大1000ルーメン /
お手頃価格で1000ルーメンの明るさが手に入るので、我が家もファーストキャンプからこのランタンを愛用中。
おしゃれ感はないですが、1000ルメーンあれば非常用ライトとしても十分な明るさなので、しまいこまずにいつも寝室に置いています。
充電タイプと乾電池タイプがあるけど、非常時を考えると乾電池タイプのほうが個人的には好み。
キャンプボックスのなかにはいつも乾電池を常備しておけば、電池切れも怖くありません◎
\ テント内での吊り下げにピッタリ /
我が家のふたつめのランタンは「FIELDOOR」の吊り下げて下方向を照らせるランタン。
テント内やタープ下など、高いところに吊り下げて空間全体を照らしたいシーンで活躍します。
これまたオシャレ感はないけれど、ミニマルデザインで悪目立ちしないのは◎
最大1000ルーメンあるので、テント内はこれひとつで隅々まで明るい!
\ コスパよくおしゃれ感がほしい! /
必須じゃないけど、雰囲気重視ならファーストキャンプから導入したいのは、お手頃価格なのにデザイン性が高い「Barebones Living(ベアボーンズリビング)」のレイルロードランタン。
最大200ルーメンなので「明るさを足す」というよりも「雰囲気ある空間の演出」をしてくれます。
特にアンティークブロンズは色味と質感が渋くて、お値段以上の素敵な佇まい♡
レイルロードランタンはわたしもひとつ欲しいなと思っているアイテム。
「ベアボーンズリビング」のランタンはどれもカッコいいので、ランタン探しをするときはぜひのぞいてみて♡
【実録】我が家のキャンプ初期費用を公開!
それで、結局ファミリーキャンプの初期費用はいくらかかるの?
というよくある質問のお答えとして、我が家が実際にかかったキャンプ道具購入費用を公開します。
我が家は小学生男子ふたりがいる4人家族。
キャンプをはじめて最初の1年間で購入したキャンプ道具を一覧にしました。
※価格は購入当時の目安金額なので、現在の価格を知りたい方はリンク先でご確認くださいね
\ 初年度のキャンプ購入品 /
カテゴリ | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
テント | 【PYKES PEAK】パーティードームテント 4~6人用 | 20,000円 |
グランドシート | 【TOP FILM】グリーンシート(3.5m×5.4m) | 3,000円 |
タープ | 【DOD】いつかのタープ | 9,000円 |
チェア | 【NIKSA】アウトドアチェア | 3,000円×2 |
チェア | 【DAISO】アウトドアチェア | 500円 |
チェア(買い替え) | 【QUICK CAMP】折り畳みローチェア | 6,000円 |
テーブル | 【DOD】グッドラックテーブル | 10,000円 |
ラック | 【revir of river】フィールドラック2個 | 4,500円×2 |
キッチンラック | 【DOD】テキーラキッチンレッグと板材 | 10,000円 |
ランタン | 【FIELDOOR】LEDランタン | 2,500円 |
ランタン | 【N-FORCE】LEDランタン | 2,500円 |
ポータブル電源 | 【キャリライク】ポータブル電源(廃盤) | (50,000円:もともと持ってた) |
キャリーワゴン | 【WAQ】アウトドアワゴン | 10,000円 |
寝袋 | 【fieldarchi】キッズ寝袋 | 2,500円×2 |
寝袋 | 【Naturehike】春夏秋用シュラフ | 8,000円×2 |
エアーマット | 【WOLF WALKER】エアーマット | 8,000円×2 |
インフレーターマット(買い替え) | 【DOD】ソトネノサソイL | 10,000×2 |
カセットコンロ | 【イワタニ】タフまる | 7,000円 |
食器類 | 【DAISO】など+所持品 | 2,000円程度 |
調理器具類 | 【DAISO】など+所持品 | 1,000円程度 |
ごみ箱 | 【QUICK CAMP】トラッシュボックス | 3,000円 |
クーラーボックス | 【LOGOS】アクションクーラー(25L) | 3,500円 |
クーラーボックス | 【DOD】ソフトくらお(23L) | 7,000円 |
焚き火台 | 【Rikopin】焚き火台 | 3,500円 |
焚き火シート | 焚き火シート(80×90cm) | 1,000円 |
電気毛布 | 【YAMAZEN】電気毛布 | 8,000円 |
そのほか雑費 | ー | 2,000円程度 |
合計金額 | 183,500円 |
買い替えも含め、約18万円をキャンプギアに突っ込んだことになります。
改めて総額を出してみると恐ろしい数字だ……。
とはいえ、18万円かけなくても、ファミキャン道具は揃います。
必要アイテムが多いので、ひとつひとつの価格をちょっとずつ引き締めると、だいぶ総額はスリムに。
100均やワークマンプラス、ホームセンターのセール品など、ネットだけじゃなくリアル店舗で探してみると、掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
テントは特にですが、購入する前にキャンプギアレンタルサービスを活用して、実際に試してみるのもおすすめ。
高い買い物なので、家族にジャストなものを納得して買うべきです!
有名どころは「hinataレンタル」で、キャンプ場現地で受けとり可能ですよ◎
ということで、キャンプ参入1年目にガッツリはまって20万円ちかくを沼ったシマムラ家(@pomechi_camp)でした。
ではまた!
【おまけ】今回紹介したキャンプギアまとめ
\ 我が家のファーストテントもこれ /
\ 天候に関わらず楽しみたい人向け /
\ 寝袋では珍しいミニマルデザイン /
\ 子どもサイズならよりコンパクト /
\ 心の底からおすすめしたい /
\ 物置きにもなる万能選手 /
\ おしゃれ追及派はウッドテーブル /
\ 安定感重視の方向け /
\ コンパクト重視な方向け /
\ 焚き火もBBQも任せて! /
\ 段違いの火力に感動! /
\ いま話題のアウトドアグリル /
\ デザインも容量もGOOD! /
\ 普段の公園ピクニックにも◎ /
\ 明るさ調整可能で最大1000ルーメン /
\ テント内での吊り下げにピッタリ /
\ コスパよくおしゃれ感がほしい! /
最後まで見てくれてありがとう!
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